歯周ケアロールブラシの仕組み

はじめに

今の日本は成人の約8割以上が歯周病を患っています。歯周病の原因は細菌の塊「歯垢」です。つまり、歯垢を磨き残しているという事です。最近では朝・晩の2回以上磨かれる方や職場でも歯を磨かれる方の数は増加傾向にあるにも関わらず、歯周病罹患率に大きな変化はありません。歯磨きは回数よりも、質を向上させる事が重要なのです。

近年は口腔ケアへの関心が高まり、歯科医院に通う人が増えています。歯科医院に行くと、一度は歯磨き指導を受けると思います。歯磨き指導を受けているにも関わらず、磨き残しにより歯周病を患う方も多くいらっしゃるのが現実です。つまり、理想的な歯磨きはハードルが高いという事です。

そうした現状から、今までの歯ブラシそのものが現代人にとって最適ではないと考え、歯科医推奨の歯磨きが誰でも簡単に行える歯ブラシを試行錯誤しました。そして現代人に最も適した歯ブラシ「歯周ケアロールブラシ」が生まれました。

360度回転形状 スクラッピング法で効率的に磨くロールブラシ

歯は1本1本が湾曲しています。その為、歯と歯の境目に窪みや段差が生まれます。従来の歯ブラシで湾曲した面を直線的に磨くと表面ばかり磨いてしまう為、歯と歯の境目を磨き残してしまいます。

従来の歯磨き指導では、湾曲した面にすべてに対して毛先が直角に当たるよう、こまめに角度を変えながら1本1本丁寧に磨くよう指導されました。この歯ブラシの毛先を歯の面に対して直角に当て、小刻みに動かしながら磨く歯磨き法をスクラッピング法と言い、歯垢除去効果が高いとされる歯磨き法です。しかし、難易度が高い事、時間がかかる事などからスクラッピング法で丁寧に磨かかれる方は少ないのが現状です。

歯周ケアロールブラシは円形の為、歯に接する毛先はすべて歯の面に対して直角に当たります。つまり、歯の面に沿って転がすだけで簡単にスクラッピング法が実現できるのです。また、ブラシの角度を変える必要がない為、磨く時間が短縮され、およそ5分程度のブラッシングで歯がきれいになります。

17,600本 従来の歯ブラシ約20本分のブラシ

歯周ケアロールブラシは17,600本もの超極細毛を植毛。従来の歯ブラシ約20本分にも相当する毛量です。

歯垢は食べかすが時間をかけて菌の塊になったものです。菌が持つ粘り気は歯の表面や歯と歯の境目、歯と歯ぐきの境目にこびり付きやすく、こびりついた菌が虫歯や歯周病などを引き起こします。その粘り気は例えるならマヨネーズのようなものです。お箸の先をマヨネーズにつけると先端にマヨネーズが付着します。まさにその原理で歯垢を毛先に付着させ、17,600本まさに数の暴力で絡めとります。

今までの歯ブラシも同じように毛先に歯垢を付着させる事は出来ますが、すべての歯垢を除去するには本数不足。それゆえに擦ってはぎ取る歯磨きしかできず、無意識のうちに磨けていない箇所はもちろんの事、はぎ取った歯垢は口腔内に留まり、ゆすぎ残しが生まれ、虫歯や歯周病を食い止める事が出来なかったと考えられます。

歯垢を完全に除去するには、歯垢を「剥がす」ではなく「絡めとる」事が一番です。

0.076mm 繊細な歯ぐきを傷付けない超極細毛

ネバネバした歯垢でもツルツルの歯の表面にこびりつくのは至難の業。歯垢の多くは口内のくぼみや段差にこびり付きます。すなわち、歯と歯の境目や歯と歯ぐきの境目です。利用者が増えている歯列矯正は、くぼみや段差を作ってしまう為に歯垢がこびり付きやすく、虫歯や歯周病を引き起こすリスクが飛躍的に高まるのは有名な話です。磨き残しが多いのはまさにその歯と歯の境目や歯と歯ぐきの境目です。0.076mmの超極細毛は、歯と歯ぐきの境目の磨き残しを無くす事が出来ます。

歯と歯ぐきの境目を磨き残す原因は、擦って磨くと歯ぐきに強い刺激が加わり、痛むだけでなく歯ぐきを傷付けてしまうからです。歯周ケアロールブラシは0.076mmの超極細毛でさらに柔らかめの毛質を採用しています。さらに優しく転がして磨く為、接地面は毛先が当たるだけ。擦るブラシのような前後左右の力は加わりません。歯ぐきを傷付けない事で歯と歯ぐきの境目が磨きやすくなり、磨き残しがなくなります。

歯と歯ぐきの境目を磨くには、「擦る」ではなく「転がす」事が一番です。

 

現代社会で歯周ケアロールブラシは必需品

今や歯は身だしなみの1つと言っても過言ではないでしょう。白く輝く歯とそうでない歯、歯がすべてキレイに生え揃っている方とそうでない方、口臭がきつい方とそうでない方、どれか1つでもその人の印象はガラリと変わるはずです。より良い歯、より良い口内環境の為に必要なものは、歯垢を取る歯ブラシです。優秀な歯磨き粉も歯垢の上からでは本来の力を発揮しません。患部に薬を塗る時のようにきれいにしてから薬を使ってはじめて本来の力を発揮します。歯の汚れ、つまり効率的に歯垢を取る歯ブラシ「歯周ケアロールブラシ」は、現代の口腔ケアを考える上で欠かせない歯ブラシなのです。